リーズに向けて出発
ロンドンに到着して4日目、とうとうリーズに向かいます☆
短い滞在だったけれど、分からない事があるたびに拙い英語で話しかけても誰もが嫌な顔一つせず本当に親切に答えてくれた。
男性だけでなく女性も重い荷物を運んでくれたり、列を譲ってくれたり。扉を開けて「レディーファーストだよ」と言ってもらえてすごく嬉しくなる。なんと素敵なのだろうかと。
海外に来たのは三年前のロンドン以来ということもあり、治安はどうなんだろうかと心配していたが、特に大きな問題もなく過ごす事ができた。
リーズに向かう電車はキングスクロス駅から出ているLNERという列車で、オフピークの時間帯を狙い約4,000円ほどだったが、行きくらい快適に行きたい(笑)ということで+5,000円払いファーストクラスに乗車。
荷物が多い+かなり重いこともあり、客室乗務員やら他の乗客に助けてもらいながら荷物をなんとか邪魔にならないスペースに置くことができたが、やはりスペースには限りがあるので、次からはもう少し身軽で乗りたいと思う。
列車にはコンセントがあり、Wi-Fiも接続可能。
軽食も出るので時間帯によってメニューから好きなものが選べる。この日は軽く食べたかったので、サンドイッチと果物をオーダーした。
トイレも快適で綺麗。ただし鍵には注意が必要で、日本のように外と中から自分で開閉するが、中でロックを掛けないと扉が閉まっているだけで外から開けられてしまう。私が中にいるとき、素敵なジェントルマンによって扉が開けられてしまい、お互いにびっくりということが起きた(笑)
空高く長閑な田舎道を颯爽と走る。乗り物の中では、余計なことを考えなくて良いので好きだ。
そしてロンドン到着の時とはまた違った気持ちでようやく、リーズに到着した。
ロンドン滞在で楽しみにしていたこと
ロンドンは二度目ということで、市内観光よりも楽しみにしていた予定があった。
それはバドミントンをすること。
今年の2月の時点では、ロンドンでの留学も視野に入れていた。そのため、とにかく現地の情報を多く取得したいことからまずはバドミントンで知り合いを増やそうと考えた。
イギリスはバドミントンが発祥の国ということもあってか、クラブの数が非常に多い。レベルも「中級以上の方を推奨」と、しっかり書かれているチームもある。そこで縁あって連絡を取ることになった在住歴25年のKさん。
結局私はリーズに留学することになり、ロンドンでのバドミントンクラブに入ることが難しくなったが、どうしてもKさんにお会いして一緒にバドミントンがしたかった。
そんな理由から直接リーズに行かず、ロンドンに立ち寄ることにしたのだ。
当日はキングスクロス駅の前から出ている赤バスの214番でCentral Streetに向かい、そこから10分ほど歩いたところにあるCity Sportという施設に向かった。
Kさんから事前に言われていたのだが、イギリスでは体育館のコート間際まで土足で良いとのこと。この日も言われた通りにしたが、日本で体育館に入るときは靴下かシューズで歩くのが当たり前なので、慣れない。
あと、今回は非常に良い状態の体育館らしく、確かに日本の体育館と遜色ない印象であった。
ネットはびっくりするくらい低い(笑)
10:00〜12:00の間、2面使って10人くらいでほぼフルでゲームに入ったので、筋肉痛がひどい(笑)
ジェットラグが残ったまま参加するなんてと皆笑っていたが、すっかりそんなことは忘れ、ロンドンでの初バドミントンは非常に思い出深いものになった。
プレー後は参加したメンバーでランチをすることになっており、この日は日曜日で、イギリス伝統料理のSunday roastを食べた方がよいとメンバーの方がお店を予約してくださっていた。お肉は牛肉かチキンかラムから選べ、牛肉のローストをオーダー。非常に美味しかった。ビールもよく合う♡
いろんなバックグラウンドのメンバーが集まり情報を共有し、日本語と英語が飛び交う。あぁ、イギリスに来たんだな、とやっと少し実感する。大会に出ようと誘ってもらい、さぼっていた練習も気合を入れて再開しなければ!
どうやら賞金が出る大会があるような話も・・。本当ならすごくやる気が出る(笑)
ロンドンを離れるのが寂しい。
ロンドン到着②
前回の続きです☆
追加料金20万円をお支払いした荷物たち(笑)をピックアップし、予約をしていたタクシーでロンドンのキングスクロス駅周辺まで行くことになっていたが、予約確認のメールの返信がなかったことを案じて先方に電話をしてみたところ、直前の予約ということもあってかキャンセルをくらってしまった。
私の拙すぎる必殺英会話SVOを駆使し、キャンセルなら返金してほしいと要望したところ、支払いをしたペイパル経由であっさり返金手続きが完了したとのメールが入り、ホッとする。
そして、空港のタクシー乗り場から今回泊まるホテルまでのタクシーにすぐ乗ることができ、1時間弱の道のりを£99ほどの金額で到着。遠回りされないようGoogleマップを見ながら乗車していたが、ほぼマップ通りに進んでいた。
ホテルに着くと信じられない事態が起こる。
まず、ポーターがいないので荷物を部屋まで自分たちで運ぶことになるが、エレベーター(こちらではLiftという)が地下にある。
空港でもタクシーでも、常に「heavy」と言わないと持ち上げた瞬間に相手が険しい顔をするほどの重い荷物たちをどうやって自分が運ぶというのか。とはいえ運ぶしかないので、ヒーヒー言いながら地下のエレベーターに到着。
私の部屋は202号室ということで2階に上がると部屋の番号が見当たらず、見回すと階段の上に202号室があるのを発見した(笑)なんだこのホテルは!!また荷物を引きずり上げながら階段を上がり、ようやく部屋に入ることができたが、これが旅の疲れのトドメだった。
ホテル到着は17時頃であったが、あまりにも疲れたので近くの店で水とビールだけを買い、次の日に予定していた楽しみに向け、就寝した。
夜のキングスクロス駅周辺。すでに肌寒く、ウルトラライトダウンが活躍。
ロンドン到着①
IELTSの目標スコアに届かず苦しんでいた時期、何度もヒースロー空港に到着した時の自分をイメージしていた。
そのヒースロー空港にランディングの瞬間は涙腺が緩み、感慨深かった。
到着の直前に準備していたgiffgaffのSIMカードを差し、到着してすぐに機内モードをOFFにすると問題なくアクティベートできていたので、携帯がどこでも繋がるというのは本当にありがたい。
到着の喜びも束の間、頭はイミグレのことでいっぱいになる。
というのも、留学エージェントから必要書類の不備があると入国させてもらえないと言われており、英会話もままならない私は不備が出たときのことを想像して胃が痛んだ。
イミグレに到着すると、私はStudent VISAで入国するため学生専用の列に並んだが、みんな同じ書類を持っているのを見て少し安心した。
ちなみに、私が持参しておいた書類は、
・ビザが下りた時のレター
・大学からのCAS
・英文の残高証明書
・日本の大学の卒業証明書と成績証明書(英文)
これらを持っていざ、Next please! の声がかかり審査官の前へ。
パスポートを見せると、
①どこの学校へ行くの?②何の科目を勉強するの?という質問に答え、握りしめた書類を一つも出さないまま、入国が許可された。この間、1分もなかったのではないかと思うが、拍子抜けしつつ胃痛から解放され、無事入国(笑)
私が大学で受講するコース名が長いこともあって、コース名を間違ったら信用してもらえないのではないかとビビり、審査の直前に呪文のようにコース名を唱えて練習した結果、カミカミではあったが通じたようだ。
ロンドン(ヒースロー)までのフライトのこと
今回、移動費のコストを抑えるために経由便を利用したので、成田→ドバイ→ロンドンという行程になった。
まず、ドバイまでの飛行時間は約11時間。
機内食は2回。
長距離のフライトではいつもお腹が苦しくなっていたため、今回は低脂肪ミールにしてみた。味も薄めだったけれど、美味しかった。
意外と素敵な天井の星。
フライトが始まると下記のものがもらえる。
①消毒ジェル、マスク
②ポーチに入ったしおり、アイマスク、薄めの靴下、歯ブラシセット、ポーチも可愛いぃ。
ドバイに到着すると、明け方の4時だというのに、免税店がずらりと端から端まで営業していた。この、むせるほどの香水の香りが大好き。あぁ、、海外へ来たな、って思える。
成田を出発した時はお店が閉じていたこともあって、余計にそう感じた。
ドバイ空港は音声でのアナウンスがないので自分で掲示板に行ってゲートの番号を確かめる必要があった。静かで快適な空港を提供したいらしい。
マスクの着用率は半々といったところ。実際、機内でもそんな感じだったし、CAもマスクをしている人としていない人がいた。
エレベーターがかなり大きい。
到着した第三ターミナルから次のロンドン行きのAゲートへ向かうため、空港内の電車に乗って移動。
Aゲートに到着し、どうしてもシャワーが浴びたかったので、BE RELAXというマッサージ屋で20分(約8,000円、、高い!)を受けて、シャワー(10分で約3,000円、、ひえ〜)を済ませた。スポーツをやってきたこともありマッサージを受ける機会が多かったが、やはり日本のマッサージはクオリティが高いと思う。
石鹸だと思った白い石ころ(笑)
ロンドン行きのフライトまで少し時間があったので、マクドナルドに入った。完全キャッシュレスなので、注文方法に戸惑ったけれど、なんとかオレンジジュースとフライドポテトを買うことができた。
そして5時間のトランジットを終え、8時間かけて人生2回目のヒースロー空港に到着した。
成田からドバイへ向けて出発
前途多難な旅の始まり始まり・・・( T_T)
理由は荷物の重量オーバーで+20万円お支払い。完全にリサーチ不足。だって手荷物25キロまでなら個数制限なしと書いてあるんだもの!個数は何個でもOK、でも一人25キロまでよ♪という意味でした。
折れては困るのでラケットは機内へ持ち込みのOKをもらいました。長さでNGになるかもしれないと思っていたのでよかった。
そして私のメインにしているスーツケースのキャスターが壊れていることに気付く。お気に入りだけど、キャスターは2個しかついていないやつで。マニュアルのスポーツカーのような。かっこいいけど操作が難しい。誰かわかってほしい、この例えを。
20万お支払いをしてがっかりしながらも、最後の晩餐は絶対にお寿司!何がなんでも生魚が食べたい!!と意気込んでいたのに、夜発のせいもあってか、開いていたのは吉野家のみ。ショックすぎる。見送りに来ていた会社の先輩方もご一緒に、定食とビールで乾杯したのでした。
もっと余裕を持って搭乗したかったけれど、この通りバタバタで22:30発のエミレーツEK319便でトランジット先のドバイへ旅立ちました。
しばし日本とはお別れです☆
学校選択の葛藤②
↑前回の記事です。
進学先の決定までについて書いていきます。
大学院を目指すと言っても、当初からストレートで入るのは難しいと考えていた結果、優先順位を下記に絞った。
・プレマスターコースorプリセッショナルコースが併設されている学校
・修士へ進むための条件がIELTSのスコア提出ではないこと
・ラッセルグループに加盟している学校
簡潔にまとめると、IELTSはもう二度とやりたくないけど大学院には進みたい。少しでも多くの可能性を残して、というところであった。
以上のことを踏まえ、私はUniversity of Leeds(リーズ大学)へ進学したいと考えた。
最大のネックは学費諸々の費用がひじょーーーーーーに高い。これに尽きる。なぜならイギリスの大学院へ進むことの最大のメリットは、一年間で修士を終えられることだからだ。
私はIELTSのスコアが低いため、学校が提示する条件の一番下のクラスからスタートする。そのため一年間プリセッショナルコースを受講するのである。こういったコースを受講できる学校はいくつかあったが、これほど長いコースは探してきた中ではなかったのではないかと思う。
一年目:プリセッショナルコース
二年目:修士(コースは未定だが希望はAdvertising and Marketing)
このプランでスタートする。
費用は人の倍かかるが、やはり海外へ行きたい憧れと年齢によるタイミングを考えてこの結論に至り、今年の9月に出発できることは、本当に運がよかった。
学生の満足度も高いと聞いているので、留学生に対するサポート体制も充実しているのではないかと考えている。実際のところは、本当に感じてみたことを現地から発信していきたい。
準備も大詰めだが、エリザベス女王の国葬が執り行われたのをニュースで見ている。イギリスの歴史が変わる年に自分が留学することを、いつの日かこの留学を振り返るときも鮮明に思い出せる年となるだろう。不思議な縁を感じて胸が熱くなる。まだ、現地にいるわけでもないのに、ニュースの映像から見てとれるイギリス国民の一体感を感じて、誇らしくなってしまう。
出発は三日後だ。