Catwalk

人生は綱渡り!

学校選択の葛藤①

私は学生時代、勉強が得意ではなく英語の成績も悪い方だった。当然、英語は好きではなかった。

 

しかし学校という場所に行くからには、必ず試験がある。なんとか大学院に進めたとしても果たして試験をクリアできるのだろうか・・。やはり海外留学初心者の私には、まず語学学校から挑戦するのが得策ではないか、と考えた。

 

私にはUAL(University of the Arts London)に通っていた身内がおり、彼に学校選択で迷っていたことを相談すると「その年齢で行くなら、学位をとった方がいい」と言ったのだった。そしてその言葉は、私がその後4回受けることになるIELTSを受験している間、呪縛のように頭から離れることはなかった。

 

というのも、冒頭で書いたように私は勉強が得意ではないということと、年齢的にも早くイギリスへ行きたいと思う気持ちが強かったため、もはや入国できる手段はなんでもよかった。

 

初めはロンドンの語学学校に行き語学の勉強もしつつ、現地でバドミントンができるチームを探して大会に出場できたら楽しいだろうなと思っていたし、はたまた、バドミントンで繋がる仕事があるかもしれないと考え、イギリスのバドミントン協会にメッセージを送ったこともあった。しかし、彼の言うことがどうしても頭から離れずにいた。

 

語学学校を否定している訳では全くないのだが、私の中で語学学校は自分のレベルを考えずに学校を選択することができ、お金を払ってビザが下りたら入ることができる。しかし大学院を目指すということはストレートで行くのは難しいが、プレセッショナルコースやプレマスターコースになんとか入ることができたら、もしかすると大学院への道も100%無謀な夢ではないのかもしれない。

 

そう考えたとき、あらためて大学院を目指す方向で準備を進めていこうと決意した。なぜなら、いつも人生の岐路に立たされたとき、必ず難しい道を選択してきたからだ。